| |
| Q: 1.新築分譲マンション購入を考えています。注意すべき点を教えてください。 |
A: 中国のマンション分譲で、日本と大きく異なる点があります。
まず、日本ではマンションは新規分譲の際、デベロッパーと完成・引渡し前に売買契約を締結しますが、代金の決済(ローンの実行を含む)は、完成・引渡し時に行われます。
これに対し、上海(中国)のマンション分譲では、完成前に売買契約を行うことは日本と一緒ですが、 決済も完成・引渡し前に行われます 。日本では、物件の完成・引渡しが完了するまでは、デベロッパー及び建築会社が責任を持ち、決済は購入者に区分所有権が移転してから開始するので、購入者は代金を払ったけれど区分所有権を取得できないという事態が生じることは特別な事情(例、二重譲渡など)が無い限り発生しないのに対し、 中国の場合、購入者が区分所有権を取得する前に決済が終了してしまうので、建設会社・開発業者の引渡しリスクを購入者(および銀行)が負うことになります 。つまり、建設会社や開発業者が倒産するなどの事態が起きたとき、すでに代金(頭金・ローン)が開発業者に渡っていますから、完成が遅れたり、完成に至らない場合のリスクを購入者(および銀行)が負うことになってしまうのです。一方、銀行のローンの返済はローン実行後(契約から約 1 ヵ月後の決済時)からすぐに始まりますので、引渡しの遅延だけでも損害を被ることになります。
また日本では内装(トイレ・バス・キッチン・床・天井など)が施された状態で引渡しを受けるのが常識ですが、中国の新規分譲の場合は、内装なし(コンクリート状態で、電源コンセント・配管以外は全くない状態)のものもあります。よって、新築分譲マンション購入を検討する際は内装付きか内装無しか事前の確認が必要です。。
|
|
|