A 人民元の切り上げ
7月23日人民銀総裁が、2日前の人民元気利上げに関して「為替レートの水準調整で最初の2%調整を実施した」と述べたことからも、第二、第三の切り上げが確実視されています。外貨を原資として人民元資産を中期保有、切り上げ後に人民元市場で売却しこれを外貨で持ち出せば(キャピタルゲインが万が一なくても)切り上げのメリットを享受できます。
B レバレッジ効果
手元資金30万元+借入金70万元で100万元の物件を購入し、数年後200万元に上昇した場合、借入金70万元を返済して130万元が手元に残るので、30万元の手元資金は4倍以上に化けた計算です。(一方、全額手元資金で投資した場合は2倍にしかなりません)借入が出来れば資金の有効利用に効果的ですね(レバレッジ効果)。ちなみに外貨でローンを組めば人民元切り上げ時に借入部分が相対的に拡大する事を防止できます。
C インカムリターン
物件を正しく選択すれば、賃料を得ることが可能です。もちろん中国人だけでなく外国人をターゲットに賃貸する計画がリターンも大きくお勧めですが、その際ロケーション・設備・サービスなども重要なチェック項目になります。
A 決済リスク
中国ではいくつかの点で取引当事者のリスクが高いといえます。例えば中古物件の場合、売主のローン一括返済と買主のローン実行が同日に決済できない(若干の例外を除く)ので、売主側の単独資力での一括返済が不可能な場合、買主側からのリスクを伴った支払いが必要になる可能性があります。また、日本のような「ローン特約」という概念がなく、ローンの審査結果に関わらず買主は契約履行の義務を常に負うことになります。
B 為替リスク
中国不動産の購入手続きは、日本に比較して長期間に及びます。全額を支払う前に切り上がった場合、外貨を原資とする購入者はそのリスクを負うことになります。
C チャイナリスクその他
ここでは詳しく触れませんが、商習慣・法制度が日本と全く異なるという点も十分な考慮が必要です。